「野球バカ」はお利口さん

あいつは野球しか頭にない 「野球バカ」 だ。
などと言う人がいます。
でも、ちょっと待ってください。
熱心に取り組めるものがあることは素晴らしいことだと思います。
そして、本当に「野球バカ」はバカなのか?
答えは、NOです。
野球は、頭が良くなければできないスポーツです。
場面場面に応じて状況を判断力し、次の動作をイメージしておくことがとても重要なスポーツです。
「あなたは守備です。ノーアウト・ランナー2塁、バッター4番、バッターはどんなことをしてくるでしょうか?
走者を送るためにサードへのバント? 4番だから振ってくる?
バントだったら、守備位置どうしようか、一発狙いに備えて、外野は、守備を深めにしようか、・・・」
答えは、状況や選手の調子、チームカラーなどなどに応じて、流動的だと思います。
だから、状況を感じて瞬時に判断する力が必要なんです。
これって頭が良くなければできないことだと思います。
これができる子が実際の試合で大活躍できるんです。
「投げることだけは完璧、捕ることことだけは完璧、打つことだけは完璧、足だけは誰にも負けない」
”〜だけ” では、次のプレーに繋げることができないので、結果、ある分野に特別な能力があっても
その能力を最大限に生かすことはできないのです。
ヤクルトスワローズの野村元監督は、以下のようなことを言っていました。
「 野球選手に大事なのは判断力。
野球は技術力には限界がある。
その先は頭で考えるしかない。
そこから先がプロの世界なんだよ。」
指導者は、技術面だけではなく、”〜だけ” で終わっている、もったいない子供たちに、考える力を教えていく必要があるのだと感じています。
